アレルギー症状に向き合う人達

マンゴーアレルギーを予防するために体質をチェック

 マンゴーはウルシ科で、アレルギーを起こしてかぶれる可能性が高い食品です。うるしにかぶれる人は少なくありません。うるしは日本でよく見られる植物なので、うるしかぶれはよく知られており、警戒する人も多いのですが、マンゴーにはあまり馴染みがなく、一般的な食品でもないため、かぶれる可能性をまったく知らず、急にアレルギー症状を引き起こすケースがあります。うるしに含まれる、かぶれを引き起こす成分と、マンゴーに含まれる成分はたいへんよく似た構造で、アレルギー症状が出る可能性は同じくらい高いのです。その成分は、マンゴーの果皮に多く含まれていますが、果肉にも少しは存在しますので要注意です。皮をむく行為ではもちろんのこと、食べることでもかぶれが起きる可能性があります。
 かぶれは、皮をむいたり食べたりして1日から2日後に引き起こされます。手の指や唇、果ては頬や耳にも症状が広がることもあります。水泡ができたり、紅い斑点が出たり、湿疹ができたりしますが、重症化すると、胸や首まで進行し、喉がかゆくなるケースもあります。気管支喘息の発作が起きたり、アナフィラキシーショックを起こして生命の危機にさらされることも皆無ではありません。
 そうした事態を予防するには、自分の体質をあらかじめチェックしておくことが大事です。うるしにかぶれたことのある人は、マンゴーは食べないほうがいいでしょう。銀杏やビスタチオでアレルギー症状が出たことのある人も要注意です。花粉症の人や、ゴムでかぶれたことのある人も、マンゴーアレルギーを引き起こす可能性が高いと言えます。どうしても食べたい場合は、いきなり食べるのでなく、皮の部分に触れて試してからにしましょう。